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ai_katenによる、人生の波を楽しく乗りこなすガイドブック。みたいなブログです。

【質問回答】きょうだいと同居したいが、結婚相手から反対された

こんにちは。
だいぶ浮世離れした観点でお悩みアドバイスをしている感のあるでおなじみの、ai katenです。

人生は楽しむためにある。
楽しい思い出づくりのために生まれてきた。
人生まるごとたからもの!

さて今日は、前回の動画を見てくださった方からの
ご質問にお答えします!

【質問者様】
・20代後半のきょうだい児(男性)。
・妹が重度の知的障がいを持っている。
・2年付き合った彼女と結婚の話が出ていたが、別れることとなった。

【別れの理由】
・彼女に対し、親の死後、障がいのある妹を一緒に支えてほしい、できれば一緒に暮らしたいとお願いしていた。
・彼女は、親が死ぬ前に妹を施設に入れてほしいと希望していた。

【質問者さんの考え】
正直、私は妹を施設に入れたくありません。施設に入れば、生きていくことはできると思いますが、孤独な生活が待っていると思います。私のように、結婚相手に対して、親の死後、障がいのある妹を支えてほしい。できれば同居してほしいと頼むのは間違っているのでしょうか?

間違っているのでしょうか?
ということで、

おそらく、私も、前回の質問者さんも、
将来きょうだいとは一緒に暮らさない派だったので
世間一般的に、自分は間違っているのか?と悩んでおられると思います。

きょうだいの話に限らず、
「結婚するなら老後の両親と同居してほしい」派の人もいれば、「それはしたくない派」の人もいると思います。

私個人でいえば、
結婚相手の家族と同居したり、きょうだいと同居するのは
大変そうだなあというか、自分の自由がなくなりそうだなあというか、
自分の家族(夫・子供)を新たに築いていくことを楽しんでいきたいなと思ってしまいます。

このあたりは、自分の祖父母や親戚と同居ではない環境で育ったことや、地方より首都圏で育ったとか、そんなことも関係しているかもしれません。

人によって、「家族」に対する理想像は違うものだと思います。

施設に入れるのは可哀想で自分には出来ない。
そう思う気持ちもとてもよく分かります。
(私もなんだかんだ、想像すると心配ではあります。某施設の事件とか、私の地元で起きたことです。)

ただ!

・自分で面倒をみない=施設という道しかない
・施設に入ること=孤独な生活が待っている

というのは、必ずしも断定できないことなのだと思います。

=まだ確定していない、
ネガティブな思い込み
です。
(それがダメとかではなく、わかりやすい言葉でいうとこんな感じです。)

先日、インスタの広告でこんなのが流れてきました。
「鳥肌が立つほどの、確定申告がある。」
障害を持つきょうだいがいる方が立ち上げた会社の広告でした。
どんな会社なのかというと、
障害を持つ方をアーティストとして契約し、
その方々が描いたアートをデザインにした服や雑貨を販売している会社でした。
で、そのアーティストの方に支払う額として驚くほどの額が発生しているというような内容でした。
アーティスト自身に確定申告が発生するほどということですから、それはもうすごいことです。

これまで障害者の生きていく道といえば、
支援施設に通ってとても安い給料(とてもそれだけでは生きていけないくらいの)での就労をすることが精一杯だったと思います。

私も、「それしかない」と思い込んでいました。
諦めていました。

でも、生きていれば
こんな新たな道が切り開かれることはあるんだなと驚きました。

何が言いたいのかと言うと、
自分の脳みそで考えられることは
とても小さなことです。

本当は無限の可能性があって、
それを無意識に「無理だ」と諦めてしまっている。

無理だと諦めて、目を瞑って、道を進んで、
自分が考えた通りの範囲での人生を歩む。
そしてその通りに目の前の現実が起こっていく。

それは実はとても勿体無いことなのかもしれない。
自分自身も、ハッとしました。

ということで、
質問者さんにしてほしいことは
・現状はこうだ
・きっとこうだろう
という概念をいったん忘れて

・本当にこうなったらいいな!
っていうのはどんな状況かを考えることです。

ちなみに私の場合は、
兄がのびのびと毎日楽しく暮らせて、
何人かと楽しく関わりながら暮らせることです。
今日は絵を描く。今日は畑で遊ぶ。(?)
今日はドライブ。今日はプール。とか
自分のやりたいことを、やりたいタイミングでできる。

それは施設やグループホームに入りながらなのかもしれないし、
そうではない形で叶うかもしれないし、
そこんところは分かりませんが、
私が実現して欲しいのは「そんな感じ」です。

どう叶うかより、「どんな感じ」かを考えてみてください。

現実の兄は、
今は実家で24時間365日引きこもり生活をしています。(コロナ禍以降、通所施設に行く習慣が崩れて外に出れなくなったため)あとはまあ色大変なこともありますが、そこにフォーカスしてもしょうがないので今日は書きません。(笑)

でも本来は他者との関わりやドライブや旅行など愉快なことも好きなので。
こうなったら嬉しいなあって思います。

で、私は自由も好きなので、自分自身は自由に過ごすと。(笑)
自分が支援しなければ=兄の自由は確保されない
とは考えていない、ということです。

で、それはどうやって?かは知らんのです。
どうやって?を考えることは、自分の脳みその仕事ではないので考えません。

そして、
前回の質問者さんの時もお話ししましたが、

たとえ障害があろうとなかろうと、
生まれた人には全員
「自分の力で幸せになる力がある」
ということを心の支えにしています。
そう信じることは、本人の可能性を広げるにも大切なことだと思います。

彼ら彼女らは、「先生」です。
どうにかしなければ可哀想な存在ではありません。


質問者さんが、こう考えると「嬉しい!」
ってなる考え方を探してください。

こう考えると「不安だ」ってなる考え方はいったん忘れてください。

どう実現するかとか、
その実現のために自分が動かなきゃいけないとか、

その責任感は捨ててください。

それで、
考えてみてやっぱり
「自分の家族として、一緒に暮らすこと」
「結婚する人と、きょうだいと、一緒に暮らしていくこと」
が一番ワクワクするというか
質問者さんが「いい気分」になる考えだったとしたら、

その道は必ず用意されているはずです。
(そこにマッチする人があらわれたり、実現する道がととのう)

そこのところ、考えてみるとどうでしょうか?

純粋にいい気分か、
それとも、そうしないと「不安」だからそれを希望しているのか。

まとめ
・無限の可能性をせばめない
・一般常識を一旦忘れて、どうなったら嬉しいか考える
・合ってるかどうかは自分の心からの「いい気分」を指標にする

あ、そういえば
こんなケースもあると聞いたことがあります。
https://michikusa-movie.com/about/
(ヘルパーの支援を受けながら一人暮らしする例で、それを記録した「道草」という映画のホームページ)

https://www.ono-kazuya.com
映画出演者の一人尾野さんのホームページ
(某事件で重傷の被害に遭う。35年の施設生活をやめて一人暮らしをしている)

この例だけでなく、
これからどんどん未来は広がっていきますよ。
10年20年とかじゃなくて
5年でも世界の当たり前って変わっていったりするじゃないですか。

だから、前向きな希望を信じていきたいです。

自分でも考え付かなかったような素晴らしい未来が待っていると信じていきたいです。

ほな!

きょうだい児 エイブラハム 引き寄せの法則


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この記事を書いた人

神奈川県出身の29歳。
きょうだい児として生まれ、
幼少期から人生と向き合ってきた経験を活かして発信をしています。

自己啓発本を読むのが好きな小学生で
17歳で引き寄せの法則を知りました。

今は伝えたいことがたくさんあります。

くわしいプロフィールはこちらをどうぞ。
お仕事の依頼は問い合わせページよりお願いします。

コメント

コメント一覧 (1件)

  • こんにちは。
    この質問をした者です。
    こんなにも長文で回答していただき、本当にありがとうございました。

    結構本気で悩んでいたので、心が楽になりました。
    思い返してみると私は将来について悲観的なことばかり考えていました。施設に入ることは、妹にとって不幸なのではないかとか、1人では生きていけないから自分が妹を支えなきゃ!といつも考えていました。
    ただ、今回愛さんの回答を読んで考えが変わりました。将来の不安ばかり考えていてもダメですよね。もっと明るい気持ちで将来を考えて、どうなったら自分が嬉しいか考えてみます。

    生まれた人には全員「自分の力で幸せになる力がある」という言葉は私にもとても響きました!何でもかんでも支えてあげなきゃという考えはやめます。もっと妹の可能性を信じてみようと思います。

    ありがとうございました!

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